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<title>俺の読書日記</title> 
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<modified>2009-11-04T20:10:29Z</modified> 
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<title>「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦</title> 
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<modified>2009-11-04T11:10:17Z</modified> 
<issued>2009-11-04T20:09:58+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">「夜は短し歩けよ乙女」 森見登美彦　角川文庫
★★★

　主人公である「先輩」が思いを寄せる「彼女」は天真爛漫な女の子。「先輩」はなんとかして「彼女」の外堀を埋めようとする…という話。
　
　相変わらず、森見登美彦の描く主人公は、若いにもかかわらず何故か哀愁を...</summary> 
<dc:subject>ファンタジー：現実世界</dc:subject>
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<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043878028/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4043878028.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「夜は短し歩けよ乙女」" border="0" width="112" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4043878028/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「夜は短し歩けよ乙女」</a> 森見登美彦　角川文庫<br>
★★★<br>
<br>
　主人公である「先輩」が思いを寄せる「彼女」は天真爛漫な女の子。「先輩」はなんとかして「彼女」の外堀を埋めようとする…という話。<br>
　<br>
　相変わらず、森見登美彦の描く主人公は、若いにもかかわらず何故か哀愁を帯びている。そんな主人公の「先輩」は「彼女」の外堀を埋めるべく、「なんとか彼女の目にとまる作戦」をし、彼女の行く先々に出没する。このいつまでたっても外堀ばかり埋めていて、本丸を攻めようとしない、という「先輩」の姿勢は見に覚えがあるようで、ないようで（どっちなんだ）、とにかく読んでいて懐かしいような、恥ずかしいような気持ちになった。<br>
「彼女」は天真爛漫でとても可愛らしいのだけど、それ以上に、「先輩」への変な感情移入のほうが勝ってしまった。<br>
　なんとなく「太陽の塔」にも似ているのだけど、後味はこっちのほうが断然いい。なんだか心が「ホッ」と暖まってしまうようなラストだった。]]> 
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<title>「発狂した宇宙」　フレドリック・ブラウン</title> 
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<modified>2009-11-03T11:10:15Z</modified> 
<issued>2009-11-03T20:07:39+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51419135</id> 
<summary type="text/plain">「発狂した宇宙 」　フレドリック・ブラウン　ハヤカワ文庫SF
★★★★

　SF雑誌の編集者、キースはロケット墜落の事故により、異世界にまよいこんでしまった。そこでは、ワープが発明され、地球は太陽系外のアルクトゥールス人と宇宙戦争を繰り広げているという世界だった...</summary> 
<dc:subject>SF:思弁/奇想/ホラ話</dc:subject>
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<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150102228/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4150102228.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「発狂した宇宙 」" border="0" width="111" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150102228/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「発狂した宇宙 」</a>　フレドリック・ブラウン　ハヤカワ文庫SF<br>
★★★★<br>
<br>
　SF雑誌の編集者、キースはロケット墜落の事故により、異世界にまよいこんでしまった。そこでは、ワープが発明され、地球は太陽系外のアルクトゥールス人と宇宙戦争を繰り広げているという世界だった…という話。<br>
<br>
　これは、パラレルワールドものの古典らしい。<br>
　主人公が、追跡を受けながら、パラレルワールドをさまようところがハラハラして面白い。<br>
　このパラレルワールドはちょっと変な世界で、４０年代のSF雑誌のチープな発想がそのまま実現されている。（ヒロインが意味もなくセクシーな宇宙服を着ているところとか）。その辺はチープなSFに対するパロディでもあるのだけど、最後に、世界がどうしてそうなっているのか説明されて納得。<br>
　読み終えて思ったのは、僕も、最後に主人公が用いた手段でパラレルワールドにいきたいなぁ、ということだ。]]> 
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<name>shinitiro416</name> 
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<title>「パラドックス１３」 東野圭吾</title> 
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<modified>2009-10-30T11:00:24Z</modified> 
<issued>2009-10-30T20:00:00+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51419132</id> 
<summary type="text/plain">「パラドックス13」 東野圭吾　毎日新聞社
★★★★★

　３月１３日１３時１３分、地球を“P－１３”という現象が襲った。警察官久我冬樹は、気がつけば誰も人のいない東京にいた…という話。

　久しぶりに本を一気読みしてしまった。
　一風変わった災害小説だった。
　P...</summary> 
<dc:subject>SF:災害もの</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51419132.html">
<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4620107395/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4620107395.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「パラドックス13」" border="0" width="110" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4620107395/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「パラドックス13」</a> 東野圭吾　毎日新聞社<br>
★★★★★<br>
<br>
　３月１３日１３時１３分、地球を“P－１３”という現象が襲った。警察官久我冬樹は、気がつけば誰も人のいない東京にいた…という話。<br>
<br>
　久しぶりに本を一気読みしてしまった。<br>
　一風変わった災害小説だった。<br>
　P－１３現象により、地球からほとんど人が消滅し、残された人々によってサバイバルが行われる、という内容だった。<br>
　何故、人々が消え、何故自分たちだけが生き残ったのかわからず、主人公たちは、とにかく生き残ろうとする。そのなかで、喪失感があり、生きるための非情な選択があり、疑心暗鬼、絶望、価値観の改変…という、起こりうる人間ドラマがリアリティをもってきちんと描かれていて、感心した。この集団がある程度危機を脱したら生じるであろう「ある問題点」について読書中に気になっていたのだけど、そのことについても、正面から描かれていた。映画の「２８日後…」をちょっと思い出した。まぁ、リーダーがこういう提案をするというのも、サバイバルものでは定番なのかもしれないけれど。<br>
それに対して、登場人物たちがどういう反応をするのか、どういう展開となるのか、固唾を呑んで、読み進めた。<br>
<br>
　P-１３現象、というアイデアも面白いと思った。それが何故生じるのか、何故もう一度生じるのかというのは、説明がなされていないけれど、まぁとにかく生じるんだと、割り切って読めば、楽しめる。数学的矛盾を解決するために、人間には理解できない大きな、理不尽な力が働く、というところが面白かった。<br>
<br>
]]> 
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<name>shinitiro416</name> 
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<title>「レイクサイド」  東野圭吾</title> 
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<modified>2009-10-27T13:47:55Z</modified> 
<issued>2009-10-27T22:47:55+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51419129</id> 
<summary type="text/plain">「レイクサイド 」  東野圭吾　文春文庫
★★★

　並木俊介は義理の息子の勉強合宿のため、遅れて湖畔の別荘に到着した。そこでは、彼の知らない秘密が蠢いていた…。という話。

　物語の序盤に殺人事件が起こり、主人公である俊介は、その隠蔽に加担することになる。しか...</summary> 
<dc:subject>ミステリ：サスペンス/クライム</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51419129.html">
<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167110105/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4167110105.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「レイクサイド 」" border="0" width="110" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167110105/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「レイクサイド 」</a>  東野圭吾　文春文庫<br>
★★★<br>
<br>
　並木俊介は義理の息子の勉強合宿のため、遅れて湖畔の別荘に到着した。そこでは、彼の知らない秘密が蠢いていた…。という話。<br>
<br>
　物語の序盤に殺人事件が起こり、主人公である俊介は、その隠蔽に加担することになる。しかし、事件にかかわったメンバーの中で、俊介だけが知らされていない秘密がある。<br>
何が秘密なのかは、その集団の性質上、容易にわかってしまうのだけど、わかっていても東野圭吾のストーリーテリングのうまさに引き込まれた。<br>
　ラストは、予想とは逆の展開。そんなに後味のいいラストでいいのかよ、とはちょっと思ってしまったけど、こういう終わり方はけっこう好きだ。]]> 
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<title>「虚構機関」日下三蔵・大森望編</title> 
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<modified>2009-10-15T16:02:49Z</modified> 
<issued>2009-10-16T01:02:49+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51415792</id> 
<summary type="text/plain">「虚構機関―年刊日本SF傑作選 」　日下三蔵・大森望編　創元SF文庫
★★★★

　２００７年に書かれた日本のSF短編小説を集めたアンソロジー。

　このなかで面白かったのは、
田中哲弥「羊山羊」
北國浩二「靄の中」
伊藤計劃「The Indifference engine」だった。

「羊山...</summary> 
<dc:subject>SF:短編集</dc:subject>
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<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488734014/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4488734014.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「虚構機関―年刊日本SF傑作選 」" border="0" width="113" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4488734014/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「虚構機関―年刊日本SF傑作選 」</a>　日下三蔵・大森望編　創元SF文庫<br>
★★★★<br>
<br>
　２００７年に書かれた日本のSF短編小説を集めたアンソロジー。<br>
<br>
　このなかで面白かったのは、<br>
田中哲弥「羊山羊」<br>
北國浩二「靄の中」<br>
伊藤計劃「The Indifference engine」だった。<br>
<br>
「羊山羊」は解説にもあるように、筒井康隆っぽくて笑えるようで笑えない、<br>
そんなテイストがよかった。<br>
「靄の中」はなんといってもラストが良い。あの不気味さはなんともいえない。<br>
つまり、こういうことか？ということを少し考え込んでしまった。<br>
「The Indifference engine」は一番SFっぽかった。<br>
民族間で憎しみが生まれるのは、お互いの「違い」に着目するからだ。そうであるならば、お互いの違いさえ認識できなければ、争いごとなんて起こらなくなるのではないか？という安直な考えによりなされた実験。<br>
　争いごとの当事者以外の外部ものによってなされた、安直な解決策は当事者たちにとっては「冗談じゃない」というような結末をもたらすことになる、ということを通して、民族の内戦の単純じゃなさ、割り切れなさを描いていて、とてもよかったと思う。考えさせられた。<br>
]]> 
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<title>「１Q８４」村上春樹</title> 
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<modified>2009-10-04T15:22:24Z</modified> 
<issued>2009-10-05T00:22:24+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51411582</id> 
<summary type="text/plain">「1Q84」 村上春樹　新潮社
★★★★

　１９８４年、マーシャル・アーツのインストラクターである青豆は首都高速道路の脇にある非常口を降り、１Q84年へと迷い込んだ。
　一方、小説家志望の天吾は担当編集者である小松から、ふかえりという女子高校生の書いた小説をリライ...</summary> 
<dc:subject>主流小説：日本</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51411582.html">
<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534222/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4103534222.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「1Q84」 " border="0" width="111" height="160"></a><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534230/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4103534230.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="" border="0" width="111" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534230/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4103534222/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「1Q84」 </a>村上春樹　新潮社<br>
★★★★<br>
<br>
　１９８４年、マーシャル・アーツのインストラクターである青豆は首都高速道路の脇にある非常口を降り、１Q84年へと迷い込んだ。<br>
　一方、小説家志望の天吾は担当編集者である小松から、ふかえりという女子高校生の書いた小説をリライトするというゴーストライターの話を持ちかけられた…という話。<br>
<br>
　１９４９年に書かれたジョージ・オーウェルの「１９８４年」が近未来を描いたディストピア小説なのだから、それに対して２００９年に書かれた、架空の「１Q８４年」を描く小説は歴史改変小説なのだろうと思って読み始めたが、違った。実際の１９８４年と違うことは違うのだけど、それは「歴史」の違いというよりは「現実のズレ」といったほうが感覚としてはピンとくる。<br>
　これは、いったいどういう小説なのだろう。文章はとても読みやすかった。内容も娯楽性の高い内容になっていてたと思う。ストーリー展開やサスペンス、物語を構成する道具立て…娯楽小説を意識して作られているような感じがした。<br>
　この小説を読んでいて、昔熱中して読んだディーン・クーンツの小説を思い出した。謎のカルト集団。スーパーナチュラルなパワーを持つ首領。どこからともなく監視して恫喝する敵。逃亡劇。孤独な男女とその恋愛…、そして父との和解。<br>
　しかし、クーンツの小説ならば、クライマックスに盛り上がりがあって、最後は主人公たちが敵に打ち勝ち、謎は解き明かされ、孤独な男女はお互いに欠けていたものを見つけ、やがて恋におちて…ハッピーエンドとなるのだけど、「１Q８４」はそうはならない。<br>
謎は山のように残されるし、個々の要素が持つ意味も、単純に読んだのでは簡単に読み取れない。<br>
　僕は、読み終えて残った「謎」を書き出して見たのだけど、あまりにありすぎるし、<br>
ひとつが解ければ、他のものも自ずとわかる、といったものでもなさそうだったので、<br>
挫折した。<br>
　また、「青豆」「天吾」と分けて様々な要素を分けて対応させてみたり…などいろいろと作業をしてみたがこれでも、あまり何も見えてこなかった。<br>
　自分にとっては、「読んでいる間は楽しかったけれど、よくわからない小説」といった感じだ。<br>
　一番印象に残ったのは、子供のときから孤独だった男女二人が、小学生の時の思いを胸に心の底で想い合っていた、というところだ。あまりにも現実離れしているがゆえに、とてもロマンチックに感じられて心に残ってしまった。<br>
　<br>
　ところで、この小説、「BOOK３」に続くのだろうか。<br>
　「BOOK2」の最後にも<BOOK2終わり>としか書かれておらず、この物語事態が<終わり>なのかどうか、あえてはっきりとは書かれていない。「上・下」ではなく敢えて「BOOK１・２」としたのは、これで終わりではないからだろうか。<br>
　まぁたとえ、BOOK3が出たとしても、解決編、というような内容ではなく、きっと予想の斜め上を行く内容なんだろうなぁと思う。<br>
<br>
<br>
…という文章をずいぶん前に書いたのだけど、結局BOOK3に続くことは決定しているんだね。<br>
僕としては、ハッピー・エンドで物語が終わってほしいなぁと思います。<br>
]]> 
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<title>１９８４年」 ジョージ・オーウェル</title> 
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<modified>2009-09-23T15:51:30Z</modified> 
<issued>2009-09-24T00:51:30+09:00</issued> 
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<summary type="text/plain">「一九八四年」 ジョージ・オーウェル　ハヤカワ文epi庫
★★★★

　村上春樹「１Q８４」の予習として読んだ。
　読んだのはずっと積んでいた旧訳版（ハヤカワ文庫ＮＶ）

　１９８４年、世界は三つの超大国によって分割されていた。そのうちの一つ、オセアニア国に住...</summary> 
<dc:subject>SF:近未来の地球</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51408322.html">
<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4151200533/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4151200533.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「一九八四年」" border="0" width="106" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4151200533/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「一九八四年」</a> ジョージ・オーウェル　ハヤカワ文epi庫<br>
★★★★<br>
<br>
　村上春樹「１Q８４」の予習として読んだ。<br>
　読んだのはずっと積んでいた旧訳版（ハヤカワ文庫ＮＶ）<br>
<br>
　１９８４年、世界は三つの超大国によって分割されていた。そのうちの一つ、オセアニア国に住む、ウィンストン・スミスは、革命政府による情報統制に嫌気が差しはじめていた…という話。<br>
<br>
　この話は、１９４９年に書かれた話だ。つまり、１９８４年という近未来をディストピアとして描いた小説だ。イギリスやアメリカ、オーストラリアを包含するオセアニア国では、２０世紀半ばに達成された《偉大なる兄弟》による革命政府によって統治されている。革命政府による統治は、思想警察による思想の取り締まり、密告の奨励、歴史の改ざんなどを行っており、党員に対し、厳しい統制を加えている。これを読んで、映画でよく観る冷戦下の東欧の社会にそっくりだと思った。これは、当時のスターリン支配下のソビエト連邦をモデルに書かれたのだそうだ。<br>
　小説の中盤から後半は、世界がどのような仕組みになっているかという論文のようなもので占められていた。そこでしめされた世界の構造は、とても考えが凝らされていて、作りこまれていて、感心した。<br>
　そして、とても、悲観的な、歴史観、世界観で書かれていた。<br>
　２０世紀以降、何度も世界大戦が起こり、全体主義が台頭し、それが滅亡したかと思えば、冷戦が始まろうとしている。そういった時代の中で、もしかしたら、世界は、永遠にいい方向には向かわないのだろうか、というような、強い不安をもってこの小説が書かれたのだろうなぁと思った。]]> 
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<title>「ユダヤ警官同盟」　マイケル・シェイボン</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51403619.html" />
<modified>2009-09-07T10:06:47Z</modified> 
<issued>2009-09-07T19:06:47+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51403619</id> 
<summary type="text/plain">長い間休んでしまったんですが、おもむろに更新を再開します。

「ユダヤ警官同盟」　マイケル・シェイボン　新潮文庫
★★★

　第二次世界大戦前夜、アメリカ合衆国はユダヤ人移民をアラスカの「シトカ特別区」に引き受けた。それから６０数年後、シトカ特別区が廃止...</summary> 
<dc:subject>SF:時間/歴史改変</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51403619.html">
<![CDATA[長い間休んでしまったんですが、おもむろに更新を再開します。<br>
<br>
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102036113/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4102036113.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「ユダヤ警官同盟」" border="0" width="113" height="160"></a><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102036121/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4102036121.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="" border="0" width="112" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102036121/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4102036113/asociatehelpe-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「ユダヤ警官同盟」</a>　マイケル・シェイボン　新潮文庫<br>
★★★<br>
<br>
　第二次世界大戦前夜、アメリカ合衆国はユダヤ人移民をアラスカの「シトカ特別区」に引き受けた。それから６０数年後、シトカ特別区が廃止されることとなった。廃止の数週間前、安ホテルでユダヤ人の殺人事件が発生。刑事マイヤー・ランツマンは捜査をはじめる…という話。<br>
<br>
　実際には引き受けられなかった難民が「もし引き受けられたなら」という仮定で作られた歴史改変SFだ。この世界では、イスラエルの建国が失敗していたり、満州国が今も存在しているというところが、現実と違っていた。でも、難民の引き受けとイスラエル建国などがどういう因果関係があるのかはよくわからなかった。そういえば、満州国は、戦前にユダヤ人難民を大量に引き受けたらしいけど、そのことと因果関係が何かあるんだろうか。（なんとなく作者はあまり深く考えてなさそうだけど）<br>
<br>
　設定は歴史改変SFなのだけど、内容的にはむしろハードボイルドミステリーの側面が強かったと思う。ヒューゴー、ネビュラ、ローカス三賞を受賞した大作ＳＦ、と思って読むと肩透かしを食ってしまうかも。特徴的なのは、あと数週間もすれば終わってしまうシトカ特別区のために、殺人事件をすることに意味があるのか、ということを考えされられるということ。殺人事件の犯人を捕まえ、裁きを受けさせることは、ある意味では、共同体の秩序を回復するための行為だとも言えるのだろうけど、まさに共同体が終焉を迎えた時、それでも殺人事件の真相を解明することにはどんな意味があるのだろうか、というのがテーマなのかも。結末は、まぁありがちだったけど、考えさせられたし、面白かった。]]> 
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<title>「このミステリーがすごい！２００９年版」</title> 
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<modified>2008-12-06T14:24:42Z</modified> 
<issued>2008-12-06T23:24:42+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51303032</id> 
<summary type="text/plain">　久々の更新だ。


「このミステリーがすごい! 2009年版」


　２００８年度のランキング。
　国内編は１位「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎
　　　　　２位「ジョーカー・ゲーム」柳　広司
　　　　　３位「完全恋愛」牧　薩次
　だった。

　このミスと一...</summary> 
<dc:subject>映画の感想</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51303032.html">
<![CDATA[　久々の更新だ。<br>
<br>
<br>
<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796667164/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4796667164.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「このミステリーがすごい! 2009年版」" border="0" width="113" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796667164/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「このミステリーがすごい! 2009年版」</a><br>
<br>
<br>
　２００８年度のランキング。<br>
　国内編は１位「ゴールデンスランバー」伊坂幸太郎<br>
　　　　　２位「ジョーカー・ゲーム」柳　広司<br>
　　　　　３位「完全恋愛」牧　薩次<br>
　だった。<br>
<br>
　このミスと一緒に「ジョーカー・ゲーム」と「完全恋愛」を<br>
　衝動買いしてしまった。楽しみだ。<br>
<br>
　読んだ中でランキング入りしていたのは「テンペスト」（１１位）だけだった。<br>
<br>
　海外編は１位「チャイルド４４」トム・ロブ・スミス<br>
　　　　　２位「フロスト気質」Ｒ・Ｄ・ウイングフィールド<br>
　　　　　３位「運命の日」デニス・ルヘイン<br>
<br>
　「チャイルド４４」おもしろそうだ。<br>
  今年の海外ミステリーで唯一読んだ「ロジャー・マーガトロイドのしわざ」が入っていなかったのが意外だった。<br>
<br>
<br>
　新刊情報では<br>
　１月に奥泉光「神器～浪漫的な航海の記録」が出るみたいで、めちゃくちゃ楽しみ。<br>
　「モーダルな事象」が２００５年だったから、もう３年半ぶりなのか。はやく読みたいぞ。<br>
　後は河出から「ハローサマー、グッドバイ」の続編「パラークシを忘れない」が出るそうだ。「ハローサマー」は売れたんだろうな。よかったよかった。]]> 
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<title>「ディファレンス・エンジン」 ウィリアム・ギブスン＆ブルース・スターリング</title> 
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<modified>2008-09-28T12:56:57Z</modified> 
<issued>2008-09-28T21:56:57+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51271863</id> 
<summary type="text/plain">「ディファレンス・エンジン 」 ウィリアム・ギブスン＆ブルース・スターリング
ハヤカワ文庫ＳＦ　★★★★

　バベッジ卿が「ディファレンス・エンジン」による蒸気コンピューターを発明したという、パラレル・ワールドが舞台。１９世紀の半ば、謎のコンピューター“モ...</summary> 
<dc:subject>SF:時間/歴史改変</dc:subject>
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<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116776/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4150116776.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「ディファレンス・エンジン 」" border="0" width="112" height="160"></a><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116784/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4150116784.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="" border="0" width="112" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116784/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116776/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「ディファレンス・エンジン 」</a> ウィリアム・ギブスン＆ブルース・スターリング<br>
ハヤカワ文庫ＳＦ　★★★★<br>
<br>
　バベッジ卿が「ディファレンス・エンジン」による蒸気コンピューターを発明したという、パラレル・ワールドが舞台。１９世紀の半ば、謎のコンピューター“モーダス”をめぐる陰謀が進行する…という話。<br>
<br>
　“スチームパンク”といわれる歴史改変小説だ。<br>
　ディファレンス・エンジンによって、歴史は少しずつ変化している。アメリカは四つの国に分裂し、日本はペリーの来航よりも前にイギリスによって開国している。有名な詩人や政治家が現実の歴史とは別の役割を担っていたりする。<br>
　少しづつ歴史が、本来の歴史とずれているのは、きっと、この時代の歴史に詳しい人ならもっと楽しめるんだろうな、と思った。僕はwikipediaを使いながら、読んだけど、それでも結構楽しめた。<br>
<br>
　登場人物のセリフや、テクノロジー、風俗の描写がかなり凝っていて、どこが現実と違うのか、全てわかるわけじゃないけれど、かなり世界観がこだわって構築されているのを感じた。<br>
<br>
　本筋は陰謀もののストーリーで、テキサス共和国をめぐる陰謀が、古代生物学会を巡る陰謀になり、いつの間にか“モーダス”を巡る陰謀になっていて、読んでいて頭が少し混乱した。<br>
　一旦読み終わったあとざっくりと再読した。<br>
　細かい描写はより楽しめたのだけど、やっぱり本筋の陰謀ばなしがなかなか掴みずらかった。<br>
　]]> 
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<title>「スロー・バード」　イアン・ワトスン</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51268468.html" />
<modified>2008-09-21T11:36:58Z</modified> 
<issued>2008-09-21T20:36:58+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51268468</id> 
<summary type="text/plain">「スロー・バード」　イアン・ワトスン
ハヤカワ文庫ＳＦ　★★★★★

　イアン・ワトスンの傑作短編集。

　ワトスンの小説を読むのは初めてだったんだけど、予想以上に、読みやすいし、予想以上に、アイデアが面白かった。奇想天外な発想で語られる物語は、ちょっと...</summary> 
<dc:subject>SF:短編集</dc:subject>
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<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116156/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4150116156.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「スロー・バード」" border="0" width="110" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4150116156/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「スロー・バード」</a>　イアン・ワトスン<br>
ハヤカワ文庫ＳＦ　★★★★★<br>
<br>
　イアン・ワトスンの傑作短編集。<br>
<br>
　ワトスンの小説を読むのは初めてだったんだけど、予想以上に、読みやすいし、予想以上に、アイデアが面白かった。奇想天外な発想で語られる物語は、ちょっとわかりにくいのもあったけれど、スピーディーで非常に楽しい。<br>
　どれも面白かったのだけど、特に気に入ったのが、以下の３篇。<br>
<br>
　「絶壁に暮らす人々」は絶壁に暮らす人々が、世界はどうなっているんだろう、という議論をするところが面白い。小さな世界から、世界の成り立ちを知ろうとするような発想に、ベイリーの「洞察鏡奇譚」（だっけ？）を思い出させられた。<br>
<br>
　「ぽんと開けよう、カロピー！」は電車の中で読んでいて、笑いをこらえるのに苦労した。<br>
　未来からの食べ物を、何の疑いもなく食べ始めたり、天井から降りてきた梯子を上っていったり、主人公たちのおバカぶりがとても楽しい。ラストの主人公の懲りてなさ具合にも、脱力しながらも笑えてしまった。<br>
<br>
<br>
「２０８０年世界ＳＦ大会レポート」では、科学文明の衰えによって、ＳＦが力を取り戻す、という逆説が、なぜかとてもロマンチックに感じられてしまった。ワールドコンが終わってイギリスへと帰る主人公たちの姿には、少しも哀愁がない。これほど文明が衰えているのに、かえって生き生きとしているＳＦ作家たちの姿が妙に魅力的だった。]]> 
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<title>「さくらんぼの性は」　ジャネット・ウィンターソン</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51266958.html" />
<modified>2008-09-18T10:36:38Z</modified> 
<issued>2008-09-18T19:36:38+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51266958</id> 
<summary type="text/plain">「さくらんぼの性は」　ジャネット・ウィンターソン
白水Ｕブックス　★★★★

　１７世紀、清教徒革命下のロンドンが舞台。犬を売って生計を立てる“犬女”の息子ジョーダンは、ひと目みた踊り子フォーチュナータを追い求めて旅へ出る…という話。

　ジョーダンはロ...</summary> 
<dc:subject>主流小説：イギリス</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51266958.html">
<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560071217/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4560071217.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「さくらんぼの性は」" border="0" width="103" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4560071217/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「さくらんぼの性は」</a>　ジャネット・ウィンターソン<br>
白水Ｕブックス　★★★★<br>
<br>
　１７世紀、清教徒革命下のロンドンが舞台。犬を売って生計を立てる“犬女”の息子ジョーダンは、ひと目みた踊り子フォーチュナータを追い求めて旅へ出る…という話。<br>
<br>
　ジョーダンはロンドンから船に乗り、冒険の旅に出る。もっとリアリティのある冒険かと思いきや、摩訶不思議な世界への冒険となる。恋の禁じられた町や、１２人の浮遊する王女たち…。<br>
　このジョーダンの物語と平行して、犬女の物語も語られる。こちらは、１７世紀のロンドンとその人々をきっちりした時代考証をもって描かれる、現実世界をベースにした話なんだけど、犬女だけが驚異的な行動をとる。<br>
　普通の人間が、摩訶不思議な世界を舞台に冒険する話と、、普通の世界を舞台に、普通じゃない人間が大暴れする話が交互に語られてるところが面白い。<br>
　<br>
　はじめに、インディアンの種族の言語の時制の話があるように、過去、現実、未来、と現実/非現実という要素が混在して語られていているのだけど、それとともに「性」というか「性差」というのも非常に大きなテーマとなっているように感じた。<br>
<br>
　世界へと旅するジョーダンを見送る犬女。環境保護の活動をする女。狩猟の神、アルテミス…。自由に活動できないながらも、自分の世界で英雄的な行動をする事ができる女と、世界中を夢想しながら駆け回る男…そういう二人を通じて、性差の無意味さというか、不合理さみたいなものを強調したかったのかな？<br>
　一風変わった感じのジェンダー小説だったのかもしれない。<br>
<br>
]]> 
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<title>「マイケル・Ｋ」　Ｊ・Ｍ・クッツェー</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51265511.html" />
<modified>2008-09-15T09:49:02Z</modified> 
<issued>2008-09-15T18:49:02+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51265511</id> 
<summary type="text/plain">「マイケル・K 」　Ｊ・Ｍ・クッツェー
ちくま文庫　★★★

　内戦下の南アフリカ。マイケル・Ｋは母親を生まれた農場へと連れて行くために、母親が乗るためのカートを作る…という話。

　内戦、というのは多分、架空の話じゃないかと思う。
　ともかく、内戦下の南...</summary> 
<dc:subject>主流小説：アフリカ</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51265511.html">
<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448042251X/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/448042251X.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「マイケル・K 」" border="0" width="114" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/448042251X/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「マイケル・K 」</a>　Ｊ・Ｍ・クッツェー<br>
ちくま文庫　★★★<br>
<br>
　内戦下の南アフリカ。マイケル・Ｋは母親を生まれた農場へと連れて行くために、母親が乗るためのカートを作る…という話。<br>
<br>
　内戦、というのは多分、架空の話じゃないかと思う。<br>
　ともかく、内戦下の南アフリカを、マイケルは放浪する。<br>
　放浪し、捕まってキャンプに収容され、逃げ出し、また放浪する。そして、また捕まり、逃げ出し…。<br>
<br>
　この小説の主人公、マイケルは一体、何を求めているのだろうか。周りの人間は、マイケルが何を考えているのか知ろうとするが、徒労に終わる。マイケルは、ただ、「生きる」ために生きるということ以外の何物も求めていないように感じた。<br>
　農場での彼は、作物を育てるものの、何のプランもない。読者は、マイケルが作物を計画的に育てたり、ともかく何かしらのプランを立てる事を期待するのだろうけど、マイケルはとにかくプランをもたない。<br>
<br>
　ただ、その時間、その時間を何らの指針もなく生きていこうとする、そして、自分を救おうとする医者の言葉に耳を傾けない。<br>
　そんなマイケルの姿になんだか、生きる事の意味のなさ、のようなものを感じて、不安な気持ちになった。]]> 
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<title>ハヤカワ文庫の１００冊フェア「強い物語。」</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51264633.html" />
<modified>2008-09-13T11:55:03Z</modified> 
<issued>2008-09-13T20:55:03+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51264633</id> 
<summary type="text/plain">ハヤカワ文庫で１００冊フェアをやっているみたいだ。
http://www.hayakawa-online.co.jp/fair/detail_fair.php?special_id=00000067

近所の書店では新刊本しか置いてなかったので、
ちょっと梅田に寄ってみた。

梅田駅前のＢＯＯＫＳＴＵＤＩＯでは予想通り、フェア...</summary> 
<dc:subject>ひとりごと</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51264633.html">
<![CDATA[ハヤカワ文庫で１００冊フェアをやっているみたいだ。<br>
<a href="">http://www.hayakawa-online.co.jp/fair/detail_fair.php?special_id=00000067</a><br>
<br>
近所の書店では新刊本しか置いてなかったので、<br>
ちょっと梅田に寄ってみた。<br>
<br>
梅田駅前のＢＯＯＫＳＴＵＤＩＯでは予想通り、フェアの展開はしていなかった。<br>
ＢＯＯＫ１ＳＴだと３０冊ぐらいで展開していた。<br>
<br>
むむ…新潮文庫の「夏１００」なんかだと、どこでもやってるのになぁ。<br>
<br>
「ハヤカワ文庫を１００冊陳列しているところを見たい」とは思ったものの、<br>
疲れたので、結局ジュンク堂までは足を運ばず。<br>
ジュンク堂までいけばきっと１００冊どーんと並べてあるんだろうけどね。<br>
<br>
そんなわけで、とりあえず<br>
「天の光はすべて星」フレドリック・ブラウン<br>
「ディファレンス・エンジン　上・下」ウィリアム・ギブスン＆ブルース・スターリング<br>
を買ってきた。<br>
<br>
表紙のカッコよさで決めてしまったかも。<br>
<br>
レムの「宇宙飛行士ピルクス物語」とかスラデックの「見えないグリーン」なんかも気になったけど、今回は見送り。でもそのうち読みたい。]]> 
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<title>「ぼくのキャノン」　池上永一</title> 
<link rel="alternate" type="text/html" href="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51264186.html" />
<modified>2008-09-12T11:33:10Z</modified> 
<issued>2008-09-12T20:33:10+09:00</issued> 
<id>tag:blog.livedoor.jp,2009:shinitiro416.51264186</id> 
<summary type="text/plain">「ぼくのキャノン 」　池上永一
文春文庫　★★★

　沖縄県の村が舞台。雄太の住む村は、旧日本軍が残したキャノン砲が村を見下ろし、守り神として祀られていた。ある日、地質学者を自称するアメリカ人が村を調査しにやってきた…という話。

　沖縄戦が終わってから半...</summary> 
<dc:subject>ファンタジー：現実世界</dc:subject>
<content type="text/html" mode="escaped" xml:lang="ja" xml:base="http://orenodokusyonikki.livedoor.biz/archives/51264186.html">
<![CDATA[<a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167615045/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft"><img src="http://rcm-images.amazon.com/images/P/4167615045.09.MZZZZZZZ.jpg" alt="「ぼくのキャノン 」" border="0" width="111" height="160"></a><br><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4167615045/orenodoklived-22/ref=nosim" target="_blank" class="ausgangsoft">「ぼくのキャノン 」</a>　池上永一<br>
文春文庫　★★★<br>
<br>
　沖縄県の村が舞台。雄太の住む村は、旧日本軍が残したキャノン砲が村を見下ろし、守り神として祀られていた。ある日、地質学者を自称するアメリカ人が村を調査しにやってきた…という話。<br>
<br>
　沖縄戦が終わってから半世紀以上経つ。しかし、沖縄戦が村にもたらした傷跡というのは今も残されている…という話を、池上永一らしい語り口で語っている。<br>
<br>
　雄太の住む村は、キャノン様を祭るノロ、マカトオバアに支配されている。オバァの統治は非常に巧みで、村は信じられないような発展を見せているが、そこには誰にも知られてはならない秘密がある。<br>
　その秘密で物語を引っ張っていく。話としては「レキオス」ににている印象。<br>
　村に害をなす者たちをお色気攻撃で遠ざけてしまう寿隊やら、超お金持ちで次々と高級品を使い捨てていく紫織お嬢様やら、寿隊リーダーの座を狙う美奈やら、池上永一らしいキャラクターが活躍するのを読むのは楽しかった。<br>
<br>
　ただ、若干、手法にマンネリを感じた。また、戦前の日本やアメリカ合衆国を巻き込んだり、世界を支配できるというなぞの宝が出てくるような大きな物語の割には、お話があっさりと収束してしまうのが少し残念だったかな。]]> 
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